日本人初の9秒台はケンブリッジ飛鳥なのか!?
6月25日に名古屋市で行われた陸上日本選手権100mにおいて優勝したケンブリッジ飛鳥選手、以前から優勝の期待されていた桐生祥秀選手や山縣亮太選手を押さえ見事優勝しました。この大会では日本人初の9秒台が出るのではないかと期待されていましたが、9秒台はでませんでした。しかし8月に開催されるリオデジャネイロオリンピックへの日本代表に内定しました。
そんなケンブリッジ飛鳥選手ですが、日本人初の9秒台は彼ではなのではないかと期待されています。
流れ
日本選手権は誰よりも動けた!
6月25日に行われた陸上日本選手権では、予選1位通過で決勝、決勝でも前にいた山縣選手を後半の追い上げでかわし、0.01秒差の10秒16で優勝を勝ち取りました。
この結果は誰もが予想していなかったと言っていいかもしれません。というのは、6月11日に神奈川・湘南BMWスタジアム平塚で行われた日本学生選手権で桐生祥秀選手が日本歴代2位となる10秒01をマークし優勝していたからです。この日本選手権でも桐生選手の9秒台が出るのではないかと期待されていたレースでした。
しかしこのレースでの桐生選手はいつもとは違い後半の伸びがありません。レース後の桐生選手の話では「足が痙攣してきた」と語っています。桐生選手はいつもの力が出せず10秒30の3位となりました。
そんな中一番体が動いていたのがケンブリッジ選手でした。
ケンブリッジ選手はスタートダッシュはあまり得意でないようで、ケンブリッジ選手の持ち味はなんといっても後半の伸び。今回のレースは後半の伸びが抜群に良かったことが勝因ではないでしょうか。
実際にレースがこちら⇓
9秒台が可能な肉体
ケンブリッジ飛鳥選手は名前の通りハーフです。本名は「ケンブリッジ飛鳥アントニオ」という名前で、ジャマイカ人の父と日本人の母の間に生まれました。
近年日本で結果を出すアスリートにはハーフの方が多いのはやはり肉体の違いは少なからずあると言っていいと思います。ケンブリッジ飛鳥選手には9秒台が出せる肉体があるのです。
実際の画像がこちら⇓
出典:http://netbusiness777.com/
この肉体はヤバいですよね。
ただこの肉体を簡単に手に入れたわけではありません。2014年には陸上短距離のスペシャリストの揃うジャマイカのクラブで1週間練習し、自分の肉体と世界活躍するボルトなどトップアスリートと比較したときに自分との体格差を実感したそうです。
そして、本格的な肉体改造をスタートし今の肉体を作り上げたそうです。
ケンブリッジ飛鳥選手本人が納得できる体が完成したときには9秒台がでるかもしれませんね。
もし9秒台がでれば1億のボーナス!!
ケンブリッジ飛鳥選手選手は日大を卒業後スポーツ用品の会社「ドーム」に所蔵しています。
このドームの会長がまた太っ腹で日本選手権の会見でケンブリッジ飛鳥選手がインタビューを受けている際に「もし9秒台がでれば1億円のボーナス」と明言していました。このコメントを受けてケンブリッジ飛鳥選手は「1億円のために頑張ります」とコメントしていました。日本選手権の飛躍の裏には社長のこのコメントがあったのかもしれませんね。
ケンブリッジ飛鳥選手のとはどんな人物
ケンブリッジ飛鳥選手は小学生のころはサッカーをしていて、中学に入り本格的に陸上を始め、めきめきと頭角を現し中学3年のころには全日本中学選手権に出場するほどの実力をつけています。
高校に入ると、4×100mリレーで当時の高校記録を樹立し優勝、日本ジュニアの200mで日本一となりました。このころからすでに注目されていましたね。
大学に入っても成長は止まりません。2013年の10月には東アジア大会の200mで優勝し、自身初となる国際タイトルを獲得。2015年には、織田記念国際GP100mで桐生祥秀選手に勝って初優勝を果たしました。
怪我で2か月走れなかった
順調なように見える選手生活ですが、2014年には怪我を負い2か月間走ることもできない状態だったこともありました。
その後も織田記念で桐生祥秀選手に勝利してからまもなく故障に苦しみ我慢の時が続きました。
そんな失意の状態にあるケンブリッジ飛鳥選手を思い立たせたのがサニブラウン選手の活躍ではないでしょうか。同じハーフアスリートとして活躍し、同じ短距離。彼の活躍がケンブリッジ飛鳥選手を奮い立たせないわけがありませんでした。
ケンブリッジ飛鳥選手の私生活は
ケンブリッジ飛鳥選手には妹さんがいるみたいです。しかも同じ陸上選手?ではないようです。
もともと陸上をやっていたようですが現在はショップ店員をしているとか。
この妹さんがまた美人で、ケンブリッジ飛鳥選手をイケメンですが家族そろって美男美女なんでしょうね。
出典:http://xn--p8j2bhdbq15a.com/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ケンブリッジ飛鳥選手の活躍の裏には色んなエピソードがありましたね。
ケンブリッジ飛鳥選手は成績を伸ばすことのできる潜在能力を秘めていると思うので、これから9秒台が出ると思っています。
皆さんもケンブリッジ飛鳥選手から目を離さないでくださいね。